「この先まだ多くの作業がある」=EU、ジュネーブでの和平案協議を歓迎

「この先まだ多くの作業がある」=EU、ジュネーブでの和平案協議を歓迎

ウクルインフォルム
欧州連合(EU)の欧州委員会は24日、前日にスイスのジュネーヴで行われたロシア・ウクライナ戦争の和平案に関する協議につき、達成された建設的な進展を歓迎する一方で、「この先まだ多くの作業がある」と警告した。

欧州委員会のピニョ報道官がブリュッセルで行われた記者会見時に発言した。ガーディアンが報じた

ピニョ報道官は、EUの3つの「レッドライン(譲れない一線)」は変わららないとし、それは、「ウクライナの国境は武力で変更されてはならない」「ウクライナ軍に対するいかなる制限もない」「ロシアによって拉致された全てのウクライナ人の子供たちを帰還させる」ことだと喚起した。

また同氏は、「侵略国であるロシアが、ウクライナでの破壊に対する代償を支払うことが極めて重要だ」と強調した。

さらに同氏は、ウクライナへの損害賠償のための融資を通じて、ロシア凍結資産を活用するための協議が「今さらに緊急性を増している」と訴えた。

同氏はその他、25日には、「有志連合」の代表者によるビデオ会議形式での会合が開催される予定だと伝えた。

写真:アンスプラッシュ


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