ゼレンシキー宇大統領、ステファニシナ前副首相を米国協力発展担当特別全権に任命 駐米大使候補だとも言及
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は17日、オリハ・ステファニシナ前欧州・欧州統合担当副首相兼司法相を米国協力発展担当ウクライナ大統領特別全権に任命した。
ゼレンシキー大統領がテレグラム・チャンネルで報告した。また大統領府ウェブサイトに関連大統領令第494/2025が公開された。
ゼレンシキー氏は、「オリハ・ステファニシナ氏を米国協力発展担当ウクライナ大統領特別全権に任命する大統領令に署名した。駐米ウクライナ大使の職への候補への米国との間の全ての然るべき同意手続が続いている間、その地位で、オリハは、米国との関係における速度を失わないように作業していく」と伝えた。
同氏はまた、ステファニシナ氏のこれまでの欧州・欧州統合方面の作業につき謝意を伝えた。
その際同氏は、「それは成功裡の活動だった。多くのことを達成した。数年間で私たちは欧州連合(EU)との間で、それまでの数十年間よりも大きな接近の道を進んだ。また、オリハは、米国との新たな経済協力形式とウクライナ・米国復興投資基金の設立についての交渉にも参加した。私たちは米国と今後もそのような基盤で作業していき、私たちの政治・外交連携に互恵的経済的内容を加えていく」と発言した。
これに先立ち、ウクライナのゼレンシキー大統領は10日、ウメロウ宇国防相を駐米ウクライナ大使に任命するかもしれないと発言していた。