第一の課題はロシアの無人機とミサイルへの対抗=ゼレンシキー宇大統領、無人機生産への投資呼びかけ
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は10日、同国にとっての現在の第一の課題はロシアの無人機とミサイルに対抗することだとし、パートナーたちに対してウクライナ国内の無人機生産により積極的に投資するよう呼びかけた。
ゼレンシキー大統領がローマで開催されている国際ウクライナ復興会議(URC2025)のスピーチの際に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
ゼレンシキー氏は、「私たちはロシアの無人機とミサイルを止めねばならない。それはつまり、より多くの防空の供給、防空システムと、当然ミサイルもであり、それから迎撃用無人機へのさらなる投資を意味する。ロシアがウクライナへの攻撃を増大している中、私たちは、無人機生産のための資金不足があってはならないのだ」と発言した。
また同氏は、今回の復興会議で200本の協定が締結の準備ができているとし、「私はまたイタリアに感謝している。500以上の企業がここに、会議に出席している。約200の協定がすでに署名の準備ができている。合計で100億ユーロだ。それらは全て実現されねばならない」と発言した。
なお、10日、ローマにて国際ウクライナ復興会議が開催されている。