
ウクライナ議会、新しい検事総長を任命
ウクルインフォルム
ウクライナ最高会議(国会)は17日、ゼレンシキー宇大統領が提案していたルスラン・クラウチェンコ氏を新検事総長に任命した。
ジェレズニャク最高会議野党会派「声党」議員がテレグラム・チャンネルで伝えた。
任命を問う投票では、273名の議員が賛成した(過半数は226)。
これに先立ち、16日、ゼレンシキー大統領がクラウチェンコ氏を検事総長に任命することを最高会議に対して提案していた。
クラウチェンコ氏は、2024年12月31日から国税庁長官を務めていた人物。
それ以前は、同氏は、2023年4月10日から2024年12月30日まで、キーウ州軍行政府長官を務めていた。
また、それより以前には検察機構内での様々な役職に就いていた。
クラウチェンコ氏は、ルハンシク州シェヴェロドネツィク出身。国立ウクライナ司法アカデミー大学の司法学部を卒業している。
なお、最高会議は、2024年10月29日、検察機構内の大型汚職事件の発覚後に辞意を表明していたアンドリー・コースチン検事総長を解任していた。