
ゼレンシキー宇大統領、イスタンブルでの交渉に参加する代表団の構成を確定
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は15日、イスタンブルにおいて15、16日に予定されているトルコ、米国、ロシアの代表者との交渉に参加するウクライナの代表団の構成を確定した。
2025年5月15日付大統領令第306/2025「公正かつ永続的な平和の達成に関する交渉プロセスに参加するためのウクライナ代表団」が大統領府ウェブサイトに掲載された。
大統領令には、「公正かつ永続的な平和の達成に関して、ウクライナの国際パートナー国であるトルコ共和国及びアメリカ合衆国の代表団、並びにロシア連邦の代表者との、2025年5月15、16日に予定されている交渉プロセス(トルコ共和国イスタンブル市)に参加するためのウクライナ代表団を確定する」と書かれている。
同令によれば、同代表団の団長に任命されているのは、ルステム・ウメロウ宇国防相。
その他、代表団に加わる人物は以下のとおり。
・セルヒー・キスリツャ宇外務第一次官
・オレクサンドル・ポクラド宇保安庁副長官
・オレフ・ルホウシキー宇対外情報庁第一副長官
・オレクシー・シェウチェンコ宇軍参謀副総長
・ヴァディム・スキビツィキー宇国防省情報総局副局長
・イェウヘン・シンカリョウ宇空軍司令部副長官
・オレクサンドル・ジヤコウ宇海軍司令部副長官
・オレクシー・マロヴァツィキー宇軍参謀本部中央法務局国際・作戦法務局局長
・オレクサンドル・シェリホウ宇軍参謀本部総作戦局上級将校
・へオルヒー・クジミチョウ宇軍総司令官事務局業務支援局儀典担当将校
・オレクサンドル・ベウズ宇大統領府長官顧問
また、同大統領令にて、2022年4月4日付大統領令第211/2022「ウクライナの安全の保証に関する合意案準備・合意に関するロシア連邦との交渉に参加するウクライナ代表団」が失効されている。
写真:大統領府