露治安機関、ウクライナ総領事を数時間にわたり拘束 宇外務省は対応を準備

露治安機関、ウクライナ総領事を数時間にわたり拘束 宇外務省は対応を準備

ウクルインフォルム
ロシアにて、駐サンクトペテルブルク・ウクライナ総領事が数時間にわたり拘束されていたことが明らかになった。これにつき、ウクライナ側は挑発行為だとし、対応を準備していると発表。ロシア側は、同総領事の国外退去を勧告している。

17日、ロシア連邦保安庁(FSB)は、ウクライナのオレクサンドル・ソソニューク駐サンクトペテルブルク総領事が、ロシア治安機関とFSBのデータベース上の非公開情報を取得したと主張し、同総領事を拘束したと発表していた。

オレフ・ニコレンコ外務報道官は、ウクルインフォルムに対して同総領事が拘束された事実を認めた。報道官は、ロシアの治安機関が、駐サンクトペテルブルク総領事が数時間にわたり拘束されたとし、「現在、彼はウクライナの外交施設内にいる。拘束状況は解明中である。近々、ウクライナ側は、今回の挑発行為に対し、現存の慣習を考慮した上での対応形態を定める」と発言した。

また、イェウヘーニー・イェーニン外務次官は、ウクライナ24局に対して、「近々、私たちは同氏(編集注:ソソニューク総領事)の帰国についての問題を解決する」と述べた。また次官は、ロシア治安機関の行動は、挑発であり、外交関係に関するウィーン条約の規範に著しく違反するものだと強調した。

次官は、「私たちの外交官は、決して拘束されてはならなかったし、さらには、彼はロシア公職員が彼に断罪するような行為とは一切関係のない人物であった」と強調した。

また次官もウクライナ外務省は、近く「現状において現存の慣習にしたがった対称的対応を取る」と発言した。

ロシア外務省は、本件につき、「同人物(同総領事)のロシア領滞在が望ましくないことを通告し、4月19日から72時間以内に国外退去することを勧告した」と発表した。


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