ハンガリー外務省、ウクライナ大使を召喚 政府全権の入国禁止措置受け

ハンガリー外務省、ウクライナ大使を召喚 政府全権の入国禁止措置受け

ウクルインフォルム
ハンガリー外務省は、同国政府全権に任命されている人物のウクライナへの入国禁止措置の判明を受けて、リュボウ・ネポプ駐ハンガリー・ウクライナ大使を召喚した。

25日、ニュースサイト「ハンガリー・トゥデイ」が報じた

報道によれば、24日、シーヤールトー・ペテル・ハンガリー外相は、政府全権のウクライナ入国が認められなかったことにつき、「青天の霹靂(へきれき)のようなことだ」と発言した。

シーヤールトー外相は、これを受けウクライナ大使を外務省に召喚したとのこと。

外相はまた、ウクライナのドミトロー・クレーバ外相との2週間半前の協議の際、両者は、ウクライナの地方選挙時に生じた非友好的感情は隅に置いて、「共通の成功の物語のための基本となり得る肯定的問題」に集中することで合意していたと発言した。

その上で外相は、サボルチ・サトマール・ベレグ県と(ウクライナの)ザカルパッチャ州の協力を担当するハンガリー政府全権のグレジャ・イシュトヴァン氏のウクライナ入国が禁止されたことは、「友好発展、共通の成功模索に反する」行為だと指摘した。

これに先立ち、10月25日、シーヤールトー・ハンガリー外相がウクライナの地方選挙当日に、ザカルパッチャ州のハンガリー系政党を支持する扇動メッセージを公開したことにより、ウクライナ政府がハンガリー政権高官2名のウクライナへの入国を禁止したと発表し、ウクライナとハンガリーの関係が緊張していた。

ウクライナ外務省は、24日、グレジャ氏の入国禁止につき、同氏によるウクライナ選挙法典の項目違反の事実が公的空間にて確認されたからだと説明している。また外務省は、選挙法典はウクライナの選挙に参加する一政治勢力の人物を外国人が扇動することを禁じていると伝えた。


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