OSCE選挙監視団、ウクライナの地方選挙監視を開始
ウクルインフォルム
9月23日、欧州安全保障協力機構(OSCE)民主制度・人権事務所(ODIHR)がウクライナの地方選挙の監視を開始した。
外務省広報室が22日のジャパロヴァ外務第一次官とODIHR選挙監視団のインギビョルグ・ギスラドッティル団長と会談したと発表した。
発表には、ウクライナ側の招待を受ける形で、9月23日からODIHR監視団が10月25日に投票日を迎えるウクライナの地方選挙を監視すると書かれている。
ジャパロヴァ外務第一次官は、ウクライナがODIHRの活動を一貫して支持していると伝えた上で、監視団の活動を支援する用意があると伝えた。
加えてジャパロヴァ氏は、今回の地方選挙は、非中央集権化改革の行われる中の新しい条件下で実施されるものであり、選挙への国内の関心が前例のないほど高くなっていると述べた。また、同氏は、今回の選挙がロシア連邦によるウクライナへの軍事侵略と領土の占領が続く中で行われることも指摘した。
ギスラドッティルODIHR選挙監視団団長は、ウクライナによる国際監視団の地方選挙への招待を肯定的に評価するとともに、選挙監視の活動内容につき報告した。
両者は、国家における民主的プロセスの発展と選挙制度の更なる補完の重要な要素としての国際選挙監視の重要性を強調した。