最高会議、ババーク地方自治体発展相を解任 後任にシュミハリ氏
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ウクルインフォルム
4日、最高会議は、アリョーナ・ババーク地方自治体発展相を解任し、後任としてデニス・シュミハリ氏(イヴァノ=フランキウシク州行政府長官)を任命した。
最高会議議員226名がババーク氏の解任に賛成した(過半数は226)。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
投票前には、オレクシー・ホンチャルーク首相が議場内演台にて、ババーク大臣に対して、これまで4か月間の同職における業務につき謝意を述べた。
また、最高会議議員は、賛成278票にて、デニス・シュミハリ氏を副首相兼地方自治体発展相に任命した。
ホンチャルーク首相は、シュミハリ氏につき、「私は、この人物を推薦する。副首相兼地方自治体相に任命して欲しい。理由はシンプルだ。なぜなら、この人物は、地方がどのように機能しているかを良く理解しており、素晴らしいマネージャーでもあるからだ」と発言した。

これに先立ち、12月17日、最高会議国家建設・地方自治・地域発展・都市建設委員会が、アリョーナ・ババーク地方自治体発展相の解任を支持する決定を採択していた。理由は、ババーク氏本人の希望とのこと。同日、同委員会は、シュミハリ氏の副首相兼地方自治体発展相への任命勧告も採択している。
デニス・シュミハリ氏は、1975年10月15日生まれ、リヴィウ出身。経済博士。DTEKブルシュティン火力発電所所長、DTEKザーヒドエネルホ社副総裁を経験(編集注:DTEKグループは、オリガルヒ(大富豪)のアフメトフ氏が所有)。昨年8月1日、ゼレンシキー大統領は、シュミハリ氏をイヴァノ=フランキウシク州行政府長官に任命していた。