ドゥダ・ポーランド大統領、ゼレンシキー大統領にワルシャワ戦100周年の共同祝賀を提案

ドゥダ・ポーランド大統領、ゼレンシキー大統領にワルシャワ戦100周年の共同祝賀を提案

ウクルインフォルム
ポーランドのアンジェイ・ドゥダ大統領は27日、ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領に対して、本年8月のワルシャワ戦100周年を共同で祝おうと提案した。ワルシャワ戦とは、ポーランドのユゼフ・ピルスツキとウクライナのシモン・ペトリューラの部隊が共闘し、ボリシェヴィキ軍に勝利した戦い。

ドゥダ大統領が、アウシュビッツ強制収容所解放75周年記念行事の開催されるオシフィエンチムでの共同記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

ドゥダ大統領は、「私は、ゼレンシキー大統領に、1920年にボリシェビキの侵略と共同で闘ったポーランドとウクライナの兵隊をともに称えることを提案した」と発言した。

ドゥダ大統領はまた、ウクライナとの関係正常化を妨げてきた多くの歴史問題が解決したことに満足していると発言した。また、ウクライナ国内での遺体捜索・発掘作業が再開されており、リヴィウやその他の町にて、近々ポーランド兵の遺体の埋葬が行なわれることになると述べられた。

また、ゼレンシキー大統領は、ポーランドとの関係の歴史問題を巡る「感情の温度」が下がったと発言した。

ゼレンシキー大統領は、「私たちは今後、私たちを団結するものにアクセントを置いていく」とし、「私たちは8月にワルシャワの闘い100周年をともに祝う」と発表、そのほかにも、両国共同の行事を複数開催する予定だと述べ、そのうちの一つのためにドゥダ大統領がウクライナを訪問することになるだろうと発言した。

また、同大統領は、ポーランド側から、破壊されたウクライナ人墓石の修復され、警護されることになると述べた。

ゼレンシキー大統領は、「私は、悲劇的な過去を巡る感情の温度を下げることができたと思っており、今日、オープンな心で、私たちの国は前へ、未来へ進んでいると思っている」と明言した。

なお、ゼレンシキー大統領は、1月26、27日、ポーランドを実務訪問し、アウシュビッツ強制収容所解放75周年記念式典に参加している。

写真・動画:大統領府


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