調査報道グループ、宇航空機撃墜が地対空ミサイル・システム「トール」である可能性を示す新証拠動画を分析

調査報道グループ、宇航空機撃墜が地対空ミサイル・システム「トール」である可能性を示す新証拠動画を分析

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国際調査報道グループ「ベリングキャット」は、8日のイラン首都テヘラン近くでのウクライナ航空機撃墜が地対空ミサイル・システム「トール」による可能性を示す新動画を分析している。

11日、ベリングキャットの創設者エリオット・ヒギンス氏がウクルインフォルムのハーグ特派員にコメントした。

ヒギンス氏は、「新しい動画がある。その動画にはミサイル発射らしきものが見える。撮影場所は、分析によると、飛行機撃墜の場所から遠くないところだ」と発言し、ツイッター上の動画を見せた。

ヒギンス氏は、撃墜の原因が地対空ミサイル・システム「トール」である可能性を指摘した。同氏は、「『トール』の地対空ミサイルであった可能性は前より大きくなっていると思うが、それ以外の可能性を排除するにはまだ早い。100%の証拠はまだないからだ」と発言した。

同氏は、イランが公式にウクライナ航空機撃墜を認めたことについて、「イランが認めたことには満足している。私は、過去5年半の間、MH17便で亡くなった人々の遺族に、ロシアが嘘、プロパガンダ、捏造された情報で痛みをもたらすのを私は見てきた。だから、PS752便の犠牲者遺族からその痛みが取り除かれたことは嬉しく思う」と発言した。

これに先立ち、これに先立ち、8日、イラン首都テヘランのイマーム・ホメイニ空港を離陸した後、キーウ(キエフ)に隣接するボリスピリ空港へ向かっていたウクライナ国際航空のボーイング737が墜落した。同機には、乗客・乗員計176名が搭乗。ウクライナ国民11名を含む、その全員が死亡している。

イランは、11日にウクライナ航空機を誤射で撃墜したことを認める発表を行なっている。

写真:AA


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