プーチン露大統領、ウクライナでの親族所属の政党に対する「迫害」を警告

プーチン露大統領、ウクライナでの親族所属の政党に対する「迫害」を警告

ウクルインフォルム
ロシア連邦のウラジーミル・プーチン大統領は、ウクライナ政権による、自身の親族ヴィクトル・メドヴェチューク議員の所属する野党プラットフォーム・生活のため党(野党生活党)への迫害の可能性を警告した。

5日、プーチン露大統領がウラジオストクで開催中の東方経済フォーラムにて発言した。ロシアのタス通信が報じた

プーチン露大統領は、「現政権が野党の迫害を始めても、何ら良い結果にはならないであろう」と発言した。

さらに露大統領は、野党生活党につき「有権者の相当な信頼を得ている議会野党だ」と指摘し、「そのため、何かしら『引っ掻き回す』ようなことがあれば、おかしなことになろう」と発言した。

大統領はまた、ウクライナのヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領が、野党生活党が外国から資金を得ていると述べたことは知らないと述べつつ、同時に「しかし、そうであるなら、キーウ(キエフ)の現政権も、ポロシェンコ前大統領の率いた前政権が攻撃したのと同じように、攻撃を始める危険があるということだ」と発言した。

プーチン大統領は、野党生活党代表者たちは「不可能なことを求めているわけではなく、憲法・法律の範囲で活動している」とし、「私の考えでは、彼らの憲法上の権利の実現を邪魔立てする試みが行われるなら、それは大きな過ちとなろう」と発言した。

なお、同報道には、最高会議の野党生活党会派議員であり、プーチン露大統領の宗教上の親族である、ヴィクトル・メドヴェチューク氏は、ウラジオストクの東方経済フォーラムに出席していることが伝えられている。

これに先立ち、8月31日、ゼレンシキー大統領は、野党生活党の資金の出どころを把握しているとし、「今後非常に大きな話題となり、それはひどい形で終わることになろう」と発言していた


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