ゼレンシキー大統領とネタニヤフ・イスラエル首相、バービー・ヤールの犠牲者を追悼

ゼレンシキー大統領とネタニヤフ・イスラエル首相、バービー・ヤールの犠牲者を追悼

ウクルインフォルム
19日、ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領とウクライナ訪問中のベンヤミン・ネタニヤフ・イスラエル首相は、バービー・ヤール(編集注:第二次世界大戦時のナチス・ドイツによるユダヤ人等のキーウ市民虐殺の現場となった峡谷)における大規模銃殺とホロコースト被害者の追悼をキーウ(キエフ)市内の記念碑前にて行なった。

ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ゼレンシキー大統領は、追悼式での演説にて、「ウクライナの人々は、常にこの人道に対する罪を記憶し続ける。私たちは、ゼノフォビア(外国人・多民族嫌悪)とレイシズム(人種主義)が何を引き起こすのかということを、決して忘れない。犠牲者の追悼は、不寛容と暴力のイデオロギーが人命という最も高価で最も価値のあるものを奪うのだということの警告へと寄与せねばならない。今日、ここ、バービー・ヤールにて、私たちは、いかなる反ユダヤ主義も人種・民族に基づく不寛容も現出させないために、国際社会に対して協力を呼びかける」と発言した。

ネタニヤフ首相は、ゼレンシキー大統領とウクライナ政府に対して、バービー・ヤール大量銃殺・ホロコースト犠牲者追悼碑の維持につき謝意を伝え、「あなた方は、反ユダヤ主義との戦いにおいて、実に意味のある貢献をしている。ウクライナとイスラエルは、共に一歩一歩進んでいる。私たちはともに、過去の悲劇を記憶しており、共に美しい未来を予想している。さらに私たちは、二度とこれらの悲劇が繰り返されないように、今後もバービー・ヤールの犠牲者の追悼を行い、悲劇を記憶し続けるようお願いする」と強調した。

なお、ネタニヤフ・イスラエル首相は、8月19、20日の二日間、キーウ(キエフ)を訪問している。同訪問は、同国首相の20年ぶりのウクライナ訪問である。


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