ポンペオ米国務長官、ロシアに対してゼレンシキー次期ウクライナ大統領との対話を呼びかけ
ウクルインフォルム
アメリカ合衆国のマイケル・ポンペオ国務長官は、ロシアのソチでの協議の際、ロシア政権に対して、ウクライナ次期大統領との共通の言葉を見つけるよう呼びかけた。
14日、ポンペオ国務長官がセルゲイ・ラヴロフ露外相との会談後共同記者会見の際に発言した。米C-Span局が中継した。
ポンペオ国務長官は、「私は、ロシアに対して、ウクライナ新大統領との共通の言葉を見つけ、指導力を発揮し、袋小路の出口へ向けて一歩進むよう呼びかける」と発言した。
同国務長官はまた、トランプ大統領政権は明確な立場を維持しているとし、ロシアによるクリミアの併合の試みを認めることは決してなく、ロシアの対ウクライナ侵略に関連する制裁を維持する意思があることを改めて強調した。
さらに、ポンペオ国務長官は、アメリカはロシアが昨年ケルチ海峡沖で拘束したウクライナ海軍軍人を解放することを求めていると表明した。さらに、同国務長官は、ミンスク諸合意の履行、とりわけ、ウクライナ東部ドンバス地方の停戦問題につき「私たちはどのように進めるかに関し」話し合ったと述べた。
また、同国務長官は、今回の階段時には、シリア情勢、ベネズエラ情勢、北朝鮮の核プログラム、テロの脅威、アフガン情勢等についても協議したと発言した。