国家安全保障国防会議、新しい対露制裁を発動
ウクルインフォルム
12月26日、ウクライナ国家安全保障国防会議(NSDC)は、ロシアに対する新しい制裁を発動させた。
NSDC広報室が伝えた。
制裁の根拠は、ロシアのケルチ海峡での攻撃と被占領下ドンバス地方での「選挙」組織となっている。
発表には、「ドネツィク・ルハンシク両州被占領地域におけるいわゆる『選挙』を組織した者、また、2018年11月25日にケルチ海峡におけるロシア連邦の対ウクライナ攻撃行為の際、ウクライナ海軍軍人の違法拘束とロシアの拘置所への彼らの違法拘禁に関与した軍人、裁判官、治安機関職員に対して、制限措置が発動された」と書かれている。
NSDCはまた、ウクライナに対する攻撃行為を支持・促進したロシアの企業、ビジネスマン、政治家、議員、治安機関職員といった法人・個人に対する制裁も発動させた。
なお、NSDC会合では、戒厳令時に行われた各方策の結果の分析も行われた他、2019〜2021年の国家防衛調達の基本指標が確定された。
これまでの報道では、12月26日、同NSDC会合時、ポロシェンコ大統領は、戒厳令の終了を発表していた。