ウクライナ国産長射程巡航ミサイル「フラミンゴ」は米国の「トマホーク」の6分の1の価格=ファイア・ポイント社CEO
テレフ氏がガーディアンとのインタビュー時に発言した。
コンクリートの壁を貫通するのに十分な1150キログラムの爆薬を搭載できるミサイル「フラミンゴ」は、今年6月、ハルキウから950キロメートル以上離れたチェボクサリにあるロシアの軍事部品工場への攻撃に使用された。
テレフ氏は、複雑な飛行軌道をとったことで実際の飛行距離は約1800キロメートルにおよび、「巡航ミサイルの任務の歴史上、記録された中で最長級」となったと指摘する。
同氏はまた、この巡航ミサイル1弾の価格は60万ドルを少し下回る程度であり、米国の約350万ドルする「トマホーク」よりも安価だと補足した。
さらに同氏は、長射程無人機についても語った。特に、飛行距離が1600キロメートルを超える、より軽量の無人機「FP1」は、防護の手薄なロシアの製油所への攻撃に使用されていると述べる。その攻撃によりロシアの製油所の生産量は20%削減され、ガソリンスタンドでの長い列につながっている。
テレフ氏は、「FP1」1機の価格は5万5000ドルから7万5000ドルだと述べた。
加えて同氏は、現在ファイア・ポイント社はウクライナ国内の83の工場及びデンマークの1つの工場で操業していると伝えた。従業員の総数は6000名となり、昨年末時点の3500名から増加したという。
ファイア・ポイント社はウクライナ初の弾道ミサイルの開発も進めているとし、テレフ氏は年内に同ミサイルが発射されることを期待しているという。
同時に、短射程弾道ミサイルの一種「FP7」は、米国の防空システム「パトリオット」の代替となるシステムの創設を目指す国際イニシアティブ「フレイヤ」の土台となる予定。同イニシアティブにはウクライナ及びその他の欧州9か国が参加している。
ファイア・ポイント社は、同イニシアティブにて、発射装置及び迎撃ミサイルを製造する予定だという。迎撃ミサイル1弾の目標価格は100万ドルとなる。
同氏は、「過去数か月間に実施された長射程攻撃で、私たちの製品が使用されなかったものは1つも知らない」と強調した。
写真:動画のスクリーンショット