スターマー英首相、ロシアとの停戦後にウクライナへ部隊を派遣する用意がある国は25か国と明かす
スターマー英国首相がパリで開催された「有志連合」会合後に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
スターマー氏は、「現在、私たちには、停戦体制が確立された際に平和の保証を支援するために、数日以内に展開する準備のある25か国以上からなるウクライナでの多国籍軍創設に関する明確な計画がある」と発言した。
また同氏は、パートナーたちには、より広範で信頼性があり、かつ法的拘束力のある安全の保証パッケージに関して、今年1月にパリで合意された詳細な計画もあると伝えた。同氏はそして、これら全ては、このグループ(有志連合)が2025年初頭に初めて集まって以来の大きな進歩だと考えていると述べた。
そして同氏は、「私たちは今日、かつてないほど強くウクライナに寄り添っている。私たちは軍事支援を増強した。(中略)これは欧州の団結に関する非常に強力なシグナルを送るものだ」と発言した。
同氏はさらに、過去数週間で論調が変化したとし、ウクライナには真の「機運」が見られ、ロシアのプーチン氏は自らの不法な全面侵攻がロシアに現実の問題を引き起こしていることをついに認めざるを得なくなったと指摘した。そして同氏は、それが「私たちを真剣な交渉に近づける」ことへの期待を表明し、同時に、人々の殺害が続いていることから、努力を倍加させることも呼びかけた。
そして同氏は、優先課題として、ウクライナがこれ以上の人的被害を防ぐために必要な防空手段を確保できるようあらゆる手を尽くすこと(防空手段の生産加速、パートナー諸国の備蓄からのより多くの提供、ウクライナのイノベーションへの支援など)、ロシアへの圧力強化(とりわけさらなる制裁強化)、公正かつ永続的な平和を確保するための努力への支援継続、現在のコンタクト・ラインを交渉の出発点として定義すること、ウクライナへの信頼ある法的拘束力のある安全の保証の提供などを挙げた。
同氏はその他、「今やプーチン氏は守勢に立たされているのであり、エスカレーションに関する話やハイブリッド攻撃によって再び私たちを脅そうと試みるはずだ。(中略)私たちは、ロシアとの対立を模索してはいないものの、その戦術によって私たちがウクライナへの支援から怯むことはないということは、明確に認識しなければならない」と強調した。
なお、近く辞任するスターマー氏にとっては、これは「有志連合」における最後の会合となる。同氏は、次期英国政府もウクライナ支援の路線を継続すると明言した。