ピストリウス独国防相がキーウに到着
ウクルインフォルム
12日、ドイツのピストリウス国防相がキーウの訪問を開始した。
dpaが報じた。
今回の訪問で、ピストリウス国防相は、ウクライナ政界代表者と同国の情勢や追加軍事支援について協議するという。
ntv局は、2週間前にピストリウス国防相がウクライナのウメロウ国防相と共にベルリンにてウクライナ国内における長射程兵器生産への資金投入に関する合意に署名したことを喚起し、今回の訪問はさらなる支援へと集中するものだと指摘している。
報道には、ピストリウス氏は、対ウクライナ軍事支援を拡大する計画だという。キーウ到着後、同氏は、ロシアによるウクライナへの空撃強化を非難し、「極めて激しく脅威をもたらすもので、多数の巡航ミサイルと無人機による攻撃」と形容した。
同氏は、キーウ駅にて、「それ(編集注:攻撃)はモスクワからの『現時点で平和的情勢解決への関心はない』という明確なシグナルである。代わりに、ウクライナの民間地域が変わらぬ残虐さで、何よりいよいよ頻繁に攻撃されているのだ」と発言した。
今回の訪問は、ドイツの新政府がウクライナ支援を続けることを示すものだという。ピストリウス氏は、「当然、ドイツや他の欧州諸国からの今後の支援がどのようなものになるかが話し合われる。私たちが、例えば、産業協力や、その他の種類の支援で、何ができるか、ということについてだ」と発言した。
写真:Kay Nietfeld/dpa