ウクライナ防衛支援会合開催 「今年の支援は過去最大となる」=ウメロウ宇国防相

ウクライナ防衛支援会合開催 「今年の支援は過去最大となる」=ウメロウ宇国防相

写真
ウクルインフォルム
4日、ブリュッセルにて、ウクライナ防衛問題コンタクトグループの第28回会合が開かれ、ウクライナからウメロウ国防相が出席した。

ウメロウ国防相は、会合後、フェイスブック・アカウントにて、2025年のパートナー国からの軍事支援は、全面戦争開始以降最大のものとなると報告した

ウメロウ氏は、「『ラムシュタイン』フォーマットの第28回ウクライナ防衛問題コンタクトグループ会合は、ウクライナ支援においてパートナーたちは信頼でき、覚悟を持っていることを改めて確認する場となった。私たちは著しい結果を得ている。2025年の安全保障支援は、全面戦争のこれまで全ての年月の数字を超える」と発言した。

ウメロウ氏はまた、今回の会合の結果、パートナーたちは新たなウクライナ支援パッケージと重要な措置を発表したと伝えた。ウメロウ氏による各国の新たな支援は以下のとおり。

英国:過去最高額となる3億5000万ポンドの無人機供給支援発表。これにより、2025年中、ウクライナに10万機の無人機を供与する予定。2025年の英国の軍事支援総額は45億ポンドに達し、その内2億4700万ポンドがウクライナ軍の訓練に充てられる。

ドイツ:50億ユーロの新たな軍事支援パッケージを議会が承認。支援には、ウクライナ国内で生産される長射程兵器への資金拠出、防空システム、兵器、弾薬の供与が含まれる。

オランダ:4億ユーロの支援パッケージを供与。対機雷艦、小型艇、海上無人機を含む。

ベルギー:2029年まで毎年10億ユーロ相当の支援をウクライナに供与する長期的イニシアティブを発表。対機雷艦を供与。

ノルウェー:ウクライナの防衛産業複合体支援に重点を置き、また7億ドルを無人機に、5000万ドルをNATOウクライナ安全保障支援・訓練(NSATU)信託基金に充てる。

カナダ:4500万ドルを無人機、電子戦装備、ITソリューション、装甲車両(コヨーテとバイソン)に充てる。

スウェーデン:4億4000万ユーロをウクライナ向けの砲弾、無人機、その他の兵器の国際調達プログラムに割り当てる。

そして、ウメロウ氏は、ウクライナ支援を続ける国々に感謝を伝えた。

同氏はさらに、今回の会合を主催したヒーリー英国防相とピストリウス独国防相にも感謝を表明した。

加えて同氏は、「ウクライナにおける平和は公正かつ永続的で、国際的団結に守られたものとなるべきだ。私たちは一緒に、その達成に取り組んでいる。私たちの団結が公正な平和を近付ける!」と書き込んだ。


Let’s get started read our news at facebook messenger > > > Click here for subscribe

トピック

ウクルインフォルム

インターネット上の全ての掲載物の引用・使用に際しては、検索システムに対してオープンであり、ukrinform.jpの第一段落より上部へのハイパーリンクが義務付けてられています。また、外国報道機関の記事の翻訳を引用する場合は、ukrinform.jp及びその外国報道機関のウェブサイトにハイパーリンクを貼り付ける場合のみ可能です。「宣伝」のマークあるいは免責事項のある記事については、該当記事は1996年7月3日付第270/96-BPウクライナ法「宣伝」法第9条3項及び2023年3月31日付第2849ー9ウクライナ法「メディア」の該当部分に従った上で、合意/会計を根拠に掲載されています。

© 2015-2025 Ukrinform. All rights reserved.

Website design Studio Laconica

詳細検索詳細検索を隠す
期間別:
-