
ウクライナ情報総局、黒海での無人水上艇のさらなる活躍に言及
ウクルインフォルム
ウクライナ情報総局に所属するイェーニン氏は5日、情報総局の無人水上艇がロシア軍の戦闘機を撃墜したことにつき、ウクライナは今後同盟国と共に黒海を支配していくと発言した。
イェーニン氏がテレビ番組出演時にコメントした。
同局の無人水上艇「マグラ」が黒海でロシアの戦闘機を撃墜したことにつき、同氏は、ウクライナの努力が正しい方向に進んでいることを強調した。
その際同氏は、「多大な活動が行われてきた。黒海はもう長らく侵略国にとって安全な場所ではなくなっている。最初に攻撃された船舶に始まり、ヘリ、そして今回は航空機への攻撃があったが、これは私たちは正しい方向に進んでいることを証明している。私たちは着実に進んでおり、その動きは今後も続く」と発言した。
また同氏は、無人水上艇「マグラ」シリーズのさらなる改良と、ウクライナと同盟国による黒海における優位の確立を約束した。
その際同氏は、「無人機『マグラ』シリーズは、すでに1つや2つの修正ではなく、様々な場面で用いられる多目的無人機だ。それらの持つ選択肢と可能性は1つではない。敵は、準備をせねばならず、気を抜くことはできない。なぜなら、黒海は、ロシアではなく、ウクライナとその同盟国によって支配されていくからだ」と強調した。
これに先立ち、情報総局は2日、黒海にて、無人水上艇「マグラ7」に搭載されたミサイル「AIM9 サイドワインダー」によりロシア軍の戦闘機「Su30」を2機撃墜していた。