スターリンク、ウクライナへのサービス提供の継続を明言
ウクルインフォルム
米国事業者イーロン・マスク氏が所有するスペースX社の衛星インターネットサービス「スターリンク」は24日、ウクライナへのサービスアクセスを制限するとの噂を否定した。
スターリンクがXアカウントにコメントを掲載した。
コメントには、「スターリンクはウクライナへのサービス提供に完全にコミットしている。反対のことへのあらゆる噂は全くもって虚偽である」と書かれている。
これに先立ち、ロイター通信は、ウクライナとの協議を行っている担当者たちが、ウクライナに埋蔵する鉱物資源に関する合意協議の際に、スペースX社の衛星インターネットサービス「スターリンク」へのウクライナのアクセスを遮断する可能性について提起したと報じていた。
これを受け、ポーランドのガフコフスキ副首相兼デジタル化相は22日、ポーランド政府はウクライナのためにインターネット接続サービス「スターリンク」のターミナルを購入しており、衛星インターネット使用料金を支払い続けていると述べた上で、そのためポーランドが当事者である商業契約の破棄の根拠は想像できないと発言していた。
ウクライナのウメロウ国防相は23日、軍司令部は、スペースX社の衛星インターネットサービス「スターリンク」がウクライナ軍のために遮断された場合の、代替システムの模索作業をすでに行っていると伝えた。