ウクライナ防衛企業、世界最大の輸送機An225「ムリーヤ」の再建計画の存在を認める
ウクルインフォルム
ウクライナの国営軍需企業「ウクルオボロンプロム」のダヴィド・ロンジャリヤ監査委員会委員長は9日、ウクライナには世界最大の輸送機であり、全面侵略開始当初にロシア軍により破壊されたAn225「ムリーヤ」を再建する計画があることを認めた。
ロンジャリヤ監査委員長がワシントンの北大西洋条約機構(NATO)首脳会議会場にてウクルインフォルムに対してコメントした。
ロンジャリヤ氏は、「私たちは、監督企業の目的が、重輸送業界の伝説である同機を再建し、世界に対してウクライナはその輸送機を再建できることを示すことにあることを知っている」と発言した。
さらに同氏は、「ムリーヤ」再建の技術的な詳細や時期については言及できないとしつつ、「しかし、そう、私は、その計画があることは認めることができる」と発言した。
これに先立ち、2022年2月27日、ウクライナへの全面侵略を開始していたロシア軍が、ウクライナが保有する世界最大の輸送機An225「ムリーヤ」(編集注:ウクライナ語で「夢」の意)を破壊していた。