「心配は要らない、問題は解決した、あなた方はNATOに加盟する」=クレーバ宇外相、NATO首脳会議の舞台裏のやりとりを披露

「心配は要らない、問題は解決した、あなた方はNATOに加盟する」=クレーバ宇外相、NATO首脳会議の舞台裏のやりとりを披露

ウクルインフォルム
ウクライナのクレーバ外相は14日、ビルニュスで11、12日に開催された北大西洋条約機構(NATO)首脳会議の評価として、公式文書の文言だけではなく、舞台裏でのやりとりも考慮することが重要だと指摘した。

クレーバ外相がテレビ番組「統一ニュース」出演時に発言した。

クレーバ外相は、同首脳会議の結果については総じて満足の行くものだったと指摘した。

同時に同氏は、「1つだけ満足していないことがある。それは、首脳会議のコミュニケのテキストにて、ウクライナを加盟へと(今)招待する、あるいは、例えば明日、招待する、という明確な言葉がないことだ。ただし、今回は、公式決定のテキストや公式な発言の中だけにあることが非常に重要なのではなく、舞台裏で起きたことも重要な首脳会議だった。そして、ビルニュスは、皆が比較に出す2008年のブカレスト首脳会議だけではなく、(昨年の)マドリード首脳会議とすら、根本的な違いがあった。その違いとは、私たちが心理的な障壁を取り除いたことであり、私は、ウクライナは確かにNATO加盟国として見られていることを目にしている」と発言した。

同時に同氏は、同盟国が著しい飛躍を行わなかったことは悪いことだと指摘しつつ、「しかし、他方では、私は、その『量子的飛躍』は不可避であり、私たちが思っているよりはるかに早く実現すると思っている。なぜなら、内側、閉ざされた扉の向こう側では、皆が、全くもって落ち着いて、確信を持って『心配は要らない、問題は解決した、あなた方はNATOに加盟する』と述べているからだ」と説明した。

これに先立ち、11、12日、ビルニュスにてNATO首脳会議が開催され、ゼレンシキー宇大統領も出席した。

NATO加盟国首脳は11日、ウクライナによるNATO加盟の道における進展を確認した上で、「ウクライナの将来はNATOの中である」とするメッセージを発出した。同時に、NATO首脳は、ウクライナのNATO加盟招待については、「同盟国が同意し、条件が満たされれば、私たちはウクライナの同盟への加盟への招待を要請する立場を得る」との立場を示していた。


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