ウクライナはクラスター弾を「適切な場所」でのみ使用する義務を負った=米国防長官

ウクライナはクラスター弾を「適切な場所」でのみ使用する義務を負った=米国防長官

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米国のオースティン国防長官は13日、ウクライナに対してクラスター弾を供与する米国の決定につき説明した。また、同日、ウクライナ軍は、米国供与のクラスター弾のウクライナへの到着を認めた。

オースティン国防長官が米CNNへのインタビュー時に発言した

オースティン氏は、「何よりまず、彼らが自らの主権領土を守るために熱心に戦っていることを私たちは覚えておくべきだと思う」と発言した。

そして同氏は、ロシア軍が全面侵攻当初からクラスター弾を使用しているのと異なり、ウクライナはロシアへの侵攻のためにクラスター弾を求めているのではないと強調した。

その上で同氏は、ウクライナはクラスター弾をじ人口密集地ではなく、「適切な場所」においてのみ使用することを約束したと伝えた。そして、米国はウクライナ軍が同弾薬を使用した場所を記録し、その場所の不発弾除去を優先的に行う際の支援を行っていくと指摘した。

クラスター弾の提供時期については、オースティン氏は明らかにしなかった。同時に、13日、ウクライナのタルナウシキー作戦戦略部隊集団「タウリヤ」指揮官は、クラスター弾がすでにウクライナに到着したとCNNに認めた

タルナウシキー氏は、「ちょうど受け取ったところだ。まだ使っていないが、それは(編集注:戦況を)大きく変え得るものだ」と発言した。

同氏はまた、「敵もまた、この弾薬を私たちが得ることで、私たちが優位を得ることになることを理解している。これを使うことが可能な場所では、敵は断念していくだろう」と指摘した。

これに先立ち、7日、米国防総省は、クラスター弾を含む、総額8億ドルとなる新たな対ウクライナ安全保障分野支援を発表していた

写真:米国防総省


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