統一部隊作戦司令部、29日正午からゾロテー4の兵力引き離しが開始したと発表
東部情勢
ウクルインフォルム
10月29日正午、ルハンシク州ゾロテー4の第2地点にて、双方同時の軍の引き離しプロセスが始まった。
統一部隊司令部が発表した。
発表には、「発表する。本日、2019年10月29日正午、ルハンシク州自治体ゾロテー4の第2地点において、双方同時(鏡面対称的)に引き離しプロセスが始まった。このプロセスは、過去一週間の停戦体制維持により可能となったものである」と書かれている。
また、発表には、欧州安保協力機構(OSCE)ウクライナ特別監視団(SMM)要員が、兵力・機器の引き離し開始を確認したと伝えられている。
加えて、「ウクライナ側は、あらゆる必要な手段をとっており、兵力・機器の引き離しは、ウクライナ部隊の当該地点における防衛能力を弱めることはなく、政権は地元住民を注意の外に置くようなこともない。なぜなら、全ての方策は、この引き離し地点の安全、民間人と軍人の生命と健康の維持という一つの目的のために行われているからだ」と書かれている。
同司令部は、前日に報告された攻撃は、引き離し実施圏の中で発生したものではないと強調した。