ウクライナ軍参謀本部、露レニングラード州の石油工場への攻撃を認める
25日、参謀本部がフェイスブック・アカウントで報告した。
報告によれば、3月24日未明、ウクライナ防衛戦力は共同作戦によって工場「ノヴァテク=ウスチ=ルーガ」が攻撃したという。 暫定的な情報では、攻撃は貯蔵施設及び原油及び石油製品の積み下ろし装置に命中。企業の敷地内では火災が確認されているとある。
当該施設は、ロシアのエネルギー・インフラの重要な構成要素であり、石油製品の輸出及び輸送に使用されており、その売却から得られた利益は、対ウクライナ武力侵略の資金源に充てられていると説明されている。損害の規模は現在精査中とのこと。
また、防衛戦力は、東部ドネツィク州の一時的被占領地域に該当するドネツィク、ヴェリーカ・ノヴォシルカ、ヒルニクにあるロシア軍部隊の通信拠点や、南部ザポリッジャ州フェドリウカ近郊にある敵の通信拠点も攻撃したと報告されている。参謀本部は、これらの施設への攻撃は、ロシア軍部隊の指揮及び戦闘行動の調整を著しく困難にするものだと主張している。
さらに、ウクライナ保安庁(SBU)広報室も25日、同庁特殊作戦センター「アリファ」の無人機がレニングラード州のウスチ=ルーガ石油ターミナルを攻撃したと公表した。
SBUは、無人システム軍、特殊作戦軍、国防省情報総局、国境警備庁と共同で、ウスチ=ルーガ港の石油ターミナルのインフラを攻撃する特別作戦を成功させたと伝えた。同港はバルト海におけるロシアの主要な海港の1つであり、ロシアはいわゆる「影の船団」の船舶も利用しながら、同港を通じて原油及び石油製品の輸出を行っていると説明されている。
SBUのフマーラ長官代行は、「本日の特殊作戦は、『SBUの日』に合わせた敵への象徴的な『贈り物』である。ロシアにはもはや安全な地域はないということを改めて思い知らせるものだ。私たちは、敵の軍事・経済的潜在力を体系的に低下させるため、今後も長距離の活動を続けていく」と伝えた。
なお、今回、SBU特殊作戦センター「アリファ」の長射程無人機は900キロメートル以上を飛行し、標的に対して任務を成功させたという。この攻撃の結果、石油積み込み装置、原油及び石油製品の貯蔵施設が攻撃されたとある。港の敷地内では大規模な火災の発生が確認されており、レニングラード州知事もこれを認めている。
SBUは、ウスチ=ルーガのような施設への攻撃は、戦術的のみならず戦略的な効果も持つとし、ロシアの国家予算への外貨収入を減少させるからだと指摘した。
SBUによるバルト海のロシア石油輸出施設への攻撃は、今週に入ってすでに2度目。3月23日には、同庁の無人機がプリモルスク港への攻撃に成功しており、そこでは現在も火災が続いていることが喚起されている。
その他、無人システム軍は、ロシア側の防空による妨害にもかかわらず、対象物に対して効果的な打撃が与えられたと報告した。