ロシア軍、キーウを無人機とミサイルで大規模攻撃 死傷者あり
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ウクルインフォルム
ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、９日から１０日にかけての夜間、同国首都キーウを自爆型無人機とミサイルによる大規模攻撃を実施した。市民の間に死傷者が出ている。
トカチェンコ・キーウ市軍行政府長官とクリチコ・キーウ市長がテレグラム・チャンネルで報告した。
トカチェンコ長官は、死者につき、「残念ながら２名の死者が出ている。ロシア人に殺された」と伝えた。
また、クリチコ市長は、「現時点で首都では敵の大規模攻撃により１６人が負傷。その内１０人が病院へ搬送され、他の者たちは現場で支援が行われたか、外来で治療を受けている」と報告した。
キーウへの複合攻撃の被害 写真：ダニーロ・アントニューク／ウクルインフォルム
トカチェンコ氏はまた、市民に対して、「市内はとてもたくさんの煙だ」と伝え、シェルターから帰宅したら自宅の窓を閉めるよう呼びかけた。また同氏は、「現在地区長たちと連絡している。状況はコントロール下にある。これからとても多くの仕事が待っている。対応作業の流れは日中伝える」と報告した。
