ロシアは2月に再び北朝鮮軍人の活用を再開=ウクライナ情報機関

ロシアは2月に再び北朝鮮軍人の活用を再開=ウクライナ情報機関

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ウクライナのスキビツィキー情報総局副局長は、ロシア軍側で参戦する北朝鮮軍人は大きな損耗が生じた後に戦力回復のために後退していたが、2月上旬から再びクルスク州での戦闘に積極的に投入されるようになっていると伝えた。

スキビツィキー副局長がRBCウクライナへのインタビュー時に発言した

スキビツィキー氏は、「2024年12月中旬に彼らは戦闘に直接参加している。第1段階で彼らは大きな損耗を出した。彼らはその後回復、休暇のために下げられた。損耗は、1万1000人中約4000人だ。それはその期間では多大な損耗である。しかし、およそ2月上旬には、彼らは再びクルスク州の前線に積極的に投入され始めている」と発言した。

また同氏は、現在追加兵力が派遣されるのか、単に交代が行われるのか、死傷した兵の補充として他の兵士が投入されるのか、について情報を得ることが重要だと指摘した。

さらに同氏は、北朝鮮軍人は新技術、新戦術、無人機と火砲の組み合わせ、無人機の広範な利用、新しい電子戦利用、新しい情報手段といった戦闘の実践経験を手に入れたと発言した。

同氏はその際、「それは世界有数の非常に強力な経験である。私たち、ロシア人、そして北朝鮮だけだ。多くの私たちのパートナー中には、すでにこの経験に対する需要がある」と指摘した。

記者から、北朝鮮兵は前線の他の地点でも確認されたかと質問されると、スキビツィキー氏は、「直接確認されたのはクルスク州だけだ。しかし、北朝鮮発の個別の兵器システム、具体的には何より、北朝鮮の170ミリ口径榴弾砲システムや多連装ロケットシステムは、私たちはすでに私たちの領土でも観察している。そこに彼らの指導官はいるのだろうか? おそらくいない。なぜなら、ロシア人は砲兵学校に特別に訓練センターを作り、そこでロシア軍のグループが北朝鮮システム利用のための訓練を受けているからだ」と説明した。

さらに同氏は、情報機関により、北朝鮮軍人が攻撃を支援し、同国製の弾道ミサイルの使用計画に加わったという情報は確認されている、なぜならそれはより複雑なシステムであるからだと述べ、他方でそれはロシア領で行われたことだと指摘した。

その他同氏は、戦争への北朝鮮軍人の関与を最初に主導したのがロシアなのか北朝鮮なのかについては明言できなかった。同氏は、なぜなら双方が様々な理由からそのような協力に関心があるからだと述べた。また同氏は、ウクライナの情報機関は北朝鮮からロシア領への弾薬の供給も確認していると伝えた。

その際同氏は、「私たちは北朝鮮からロシア領への弾薬供給を今も確認している。それらは海のルートでも鉄道ルートでも運ばれており、その後ウクライナへより近い場所にある武器庫へ送られる(モスクワ軍管区、南部軍管区)。それから、直接戦場へと運ばれる」と説明した。

写真:KCTV


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