ロシア軍、3日未明にウクライナ各地を自爆型無人機で攻撃 南部で着弾あり

ロシア軍、3日未明にウクライナ各地を自爆型無人機で攻撃 南部で着弾あり

ウクルインフォルム
ウクライナへの侵略を続けるロシア軍は3日未明、ウクライナ各地を自爆型無人機で再び攻撃した。南部のザポリッジャ、ドニプロ、クロピウニツィキー、ミコライウ州で爆発音、着弾が報告されている。

公共放送「ススピーリネ」は未明、南部のザポリッジャドニプロでの爆発音が聞こえたことを報じた

また、ライコヴィチ・キロヴォフラード州軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルにて、同州クロピウニツィキーにて貯油施設が攻撃を受けたと伝えた

ライコヴィチ氏は、「キロヴォフラード州では飛来があった。未明3時頃、一挙に3機の無人機『ゲラニ2』が州都の貯油施設を攻撃した」と書き込んだ。

同時に、同氏は、犠牲者は出ていないとし、着弾の被害への対応は関係当局がすぐに始めたと伝えた。

南部ミコライウ州のキム州軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルにて、州内の着弾を報告した。キム氏は、「3時50分、『シャヘド131/136』型無人機の着弾により、クツルブ共同体内の民間施設にて火災が発生した。火災は、国家非常事態庁ミコライウ州総局が迅速に鎮火した。犠牲者はいない」と伝えた。同時に、州内で別の無人機1機を防衛戦力が撃墜したとも報告した。

ウクライナ空軍は、テレグラム・チャンネルにて、同日未明、ロシア軍はウクライナを26機の無人機で攻撃したところ、内21機はウクライナの防空システムが撃墜したと報告した

発表には、「2023年5月3日未明、ロシア占領軍は、北方(ブリャンスク州)と南方(アゾフ会東岸)からウクライナをイラン製自爆型無人機で攻撃。占領者は最大26機の無人機『シャヘド136/131』を使用した。ウクライナ防衛戦力のその他の構成主体の防空と連携した上で、空軍の戦力と装備により、21機の攻撃型無人機が撃墜された」と書かれている。

また空軍は、撃墜には、空軍司令部「ツェントル(中部)」「スヒード(東部)」「ピウデン(南部)」の担当地域にて、地対空ミサイル、航空機、移動火砲班が用いられたと補足した。

ポプコ・キーウ市軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルにて、キーウを目掛けて発射されたロシアの無人機は全て撃墜されたと報告した

ポプコ氏は、「ウクライナの首都が再び敵の空襲を受けた。過去6日間で3回目だ! 今回、キーウは無人機だけで襲われた。(中略)敵の戦術は、いつも通りで変わっていない。暗い時間帯になってから、テロ国家は、自らの攻撃型弾薬を色々な方角から飛ばしたのだ」と書き込んだ。

なお、公共放送は、キーウ市内でも複数回爆発音が聞こえたと報じていた。防空システムによるものと見られる。

リサク・ドニプロペトロウシク州軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルにて、ドニプロペトロウシク州では7機の自爆型無人機を撃墜したが、1機は行政府庁舎に着弾したと報告した

リサク氏は、着弾のあった行政府庁舎では火災が発生したが、鎮火されたとし、住民に負傷者はでていないと伝えた。

中部チェルカーシ州のタブレツ州軍行政府長官は、フェイスブック・アカウントで、同州へ飛来した無人機は全て撃墜されたと報告した


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