ウクライナ政権関係者、「ロシアの侵攻に向けて準備していた」と説明

ウクライナ政権関係者、「ロシアの侵攻に向けて準備していた」と説明

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バイデン米大統領がゼレンシキー宇大統領がロシアからの全面的侵攻の危険の計画を聞きたがらなかったと述べたことにつき、ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は11日、ウクライナはロシアとの戦争の新たな局面に向けて準備を行っていたとし、訓練を行い、敵に先制攻撃で弾薬を全て破壊してしまわないよう分散していたと発言した。

ポドリャク氏がツイッター・アカウントにコメントした

ポドリャク氏は、「もしウクライナが戦争に向けて『準備をしていなかった』のなら、どうして最初のロシアの攻撃がおとりに着弾し、全ての弾薬が分散されており、1、2月に訓練が行われていたのだろうか? ウクライナは昨年から戦争の準備をしていたのだ。将来の侵攻に関する情報は、西側諸国の情報機関だけでなく、私たちの情報機関も出していた」と発言した。

同時に同氏は、いくつかの国はウクライナがロシアの侵攻に長くは耐えられないと思っていたため、支援を急がなかったことを喚起した。同氏は、「他の人たちは私たちに3日間だけ与えた(編集注:3日間しか耐えられないと思っていたの意)が、ウクライナの情報機関は『私たちは耐える』と述べていた。他の国々がモスクワの計画を知りながら、それを止めるために何を行っていたのかは疑問だ。私たちが1月の段階で重火器を受け取り始めていたら、現状は異なるものとなっていただろう」と書き込んだ。

その他、ニキフォロウ・ウクライナ大統領報道官も同日、リーガ通信に対して、バイデン米大統領による、あたかもゼレンシキー宇大統領がロシアの全面的侵略の危険についての警告を「聞きたがらなかった」とする発言にコメントしている。ニキフォロウ氏は、ゼレンシキー大統領はロシア連邦のウクライナへの全面的侵略の前に「予防的制裁」の発動を要請し続けていたが、パートナー国が「聞きたがらなかった」とコメントした。

また、ニキフォロウ氏は、ゼレンシキー大統領はバイデン大統領と3、4回電話会談を行、意見と情勢評価につき詳細に交換を行っていたと喚起した。


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