クレーバ宇外相、ロシアとの協議につきエルドアン・トルコ大統領の発言を否定

クレーバ宇外相、ロシアとの協議につきエルドアン・トルコ大統領の発言を否定

ウクルインフォルム
ウクライナのクレーバ外相は25日、トルコのエルドアン大統領による、ウクライナはロシアとの協議において、6つの項目中4つの項目について同意する準備があるとの発言を否定した。

ウクライナ外務省がクレーバ外相との声明を掲載した

クレーバ氏は、まずウクライナはトルコ政府、エルドアン・トルコ大統領の政治的・人道的支援とロシアのウクライナに対する戦争の終結に向けた外交的努力につき心から感謝していると発言した。

他方で、同氏は「同時に、状況は客観的に評価することが重要だ。トルコ大統領が指摘した4つの項目に関して、ロシアとのコンセンサスなるものは一切ない。特に、ウクライナの唯一の国家語は、今も将来もウクライナ語である」と発言した。

同氏はまた、協議の重要議題を4つだとか複数の項目に分類することは正しくないとし、なぜなら代表団の作業部会が多くの問題を同時に協議しているからだと指摘した。

同氏は、「協議プロセスは極めて困難だ。ウクライナ代表団は、強力な立場を維持しており、自らの要求を断念していない。私たちは、何よりも、停戦、安全の保証、ウクライナの領土一体性を主張している」と発言した。

同時に同氏は、ウクライナは、ウクライナにおける平和を回復するために、トルコやその他の関心を持っている国全てと対話を続けていくと指摘した。

その他同氏は、ロシアへの新しい制裁の発動、ウクライナの防衛能力強化もまた、ロシア軍を止めて、協議において望ましい進展を達成するために重要な要因だと指摘し、「制裁、軍事サポート、協議という3面戦略であり、誰にも疑問を抱かせないものだ」と強調した。

これに先立ち、エルドアン・トルコ大統領が、ウクライナはロシアの6つの要求の内、4つに同意する準備があるとし、それは北大西洋条約機構(NATO)加盟断念とロシア語を第二国家語と認めることだと発言していた。


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