露軍のリヴィウ州軍事訓練場攻撃 死者35名

露軍のリヴィウ州軍事訓練場攻撃 死者35名

ウクルインフォルム
13日、ロシア軍は、ウクライナ西部リヴィウ州の国際平和維持・安全センター(旧陸軍ヤヴォリウ訓練場)を巡航ミサイルにて攻撃、死者数は35名に増加、負傷者数は134名となった。

リヴィウ州軍事行政府がテレグラム・アカウントで報告した

コジツィキー行政府長官は、「12時時点で、国際センターのほぼ全ての火災が鎮火され、爆発処理班やその他の専門官が敷地を周り、瓦礫の多くを排除している。残念ながら、私たちはより多くの英雄を失ったことを報告せねばならない。同平和維持・安全センター攻撃での死者は35名だ」と伝えた。負傷者は134名とのこと。

マリャール国防次官は、同攻撃につき、テレビ番組出演時に、「ウクライナでは戦争が続いており、敵が非常に残虐に行動していることを理解せねばならない。敵がどのように動くかという計画を分析すれば、ウクライナ軍の能力を確保し得る施設がより被害を受けている。それは軍事的戦術だ。私たちは、ウクライナ西部について話す時、空港や訓練施設が攻撃されている。つまり、民間人のいる地区ではなく、敵にとってウクライナ軍を弱体化させるために重要な地点である」と発言した。

同時にマリャール氏は、ウクライナ全土で民間人に被害が出ていることも喚起し、多くの町で戦闘が生じ、また一時的被占領下に入っているところもあると伝えた。その上で、「なぜこのような残虐さと蛮行が見られるのか。それへの返答はこうだ。なぜなら、敵は、人々がパニックと恐怖から(ウクライナ)政権に圧力をかけ始め、それにより政権がプーチンの要求を履行し出すようになるように、人々に圧力をかけようとしているからだ。これは、このような恐ろしい代償による脅迫なのだ」と指摘した。

他方で同氏は、ウクライナ軍は、ロシア軍の精神的状況は引き続き悪化していることを確認しているとし、敵の多くの部隊で指揮官が部下と連絡がとれておらず、兵站も破壊されており、補給がうまくいっていないと伝えた。

さらに同氏は、ウクライナ側は情報戦には勝利しているとも指摘した。

これに先立ち、13日未明、ロシア軍は、ウクライナ西部リヴィウ州の国際平和維持・安全センター(旧陸軍ヤヴォリウ訓練場)へと30発以上のミサイルにて攻撃を行った。当初、犠牲者数は、9名が死亡、57名が負傷だと発表されていた


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