ウクライナ・ロシアの協議、ベラルーシにて開始
ウクルインフォルム
ベラルーシの国営ベルタ通信は28日、同国におけるウクライナとロシアの代表団が協議のテーブルにつく場面を報じた。
ウクライナ大統領府発表によれば、ウクライナ側代表団に加わっているのは、レズニコウ国防相、ポドリャク大統領府長官補佐官、コスチン三者コンタクト・グループ(TCG)ウクライナ代表団第一副代表、アラハミヤ最高会議(国会)議員(与党「人民奉仕者党」会派長)、ウメロフ最高会議議員(野党「声党」会派議員、クリミア・タタール系)、トチツィキー外務次官。
露インターファクス通信によれば、ロシア側代表団には、メジンスキー露大統領補佐官(元文化相)が参加しているという。
また、同協議につき、ウクライナ大統領府は、協議における重要な点は、速やかな停戦とウクライナ領からのロシア軍の撤退だと伝えている。
これに先立ち、ゼレンシキー大統領は27日日中、ウクライナ代表団がロシア代表団とウクライナ・ベラルーシ国境で会うことにつき、ベラルーシのルカシェンコ氏(自称大統領)と合意したと発表していた。また、ゼレンシキー大統領は、同会談で結果が出ることはあまり信じていないものの、その開催に同意したのは、戦争を止めるためにはいかに最小のチャンスであろうとも利用すべきだと思うからだとも発言している。