ウクライナ国家非常事態庁、市民に停電時の料理の作り方をアドバイス

ウクライナの国家非常事態庁キーウ市総局は3日、市民に向けて、停電時の食事の作り方について一連のアドバイスを公開した。

国家非常事態庁キーウ市総局がフェイスブック・アカウントにインフォグラフィックとともに投稿した。

同庁は、停電になると、食べ物を調理することが著しく難しくなるが、そのような状況下でもおいしく、多彩で健康的な食事をとることは可能だと指摘している。

そして同庁は、複雑な調理を必要としない食料を選び、熱湯を注ぐだけで調理できる穀物を選んだり、魔法瓶での調理を試みたりすることをアドバイスしている。

また、停電時にバランスの取れた食事をするためには、タンパク質源にも配慮すべきだとし、調理を一切必要とせず、冷蔵庫での保冷もせずに保存できる食品として、肉や魚の缶詰、瓶入りのインゲン豆やヒヨコ豆などが推奨されている。

同庁はさらに、食事には、ヘルシーな油脂(ナッツ類、種子類、オリーブオイル、オリーブそのもの、魚の缶詰)を加えることも勧めている。

その他、冷蔵庫なしで一定期間保存できる全粒穀物製品を備蓄することも良いとし、パン類などの備蓄も呼びかけられている。

また、旬の野菜や果物、保存食を加えることが推奨されている。

加えて同庁は、加熱調理をしなくても、ソバの実、ブルグル、キビ、オオムギ、オートミールやその他のフレーク類は調理が可能だと喚起しており、これらは熱湯を注ぎ、魔法瓶や保温性の高い容器に入れておくだけで十分だと説明している。

また同庁は、水を沸騰させたり、食品を温めたり、長時間の加熱調理を必要としない料理(目玉焼き、オムレツ、パスタ)を調理したりすることは、ポータブルガスコンロでも可能だとしつつ、同時に、ポータブルガスコンロは長時間の使用を想定しておらず、安全な利用方法を覚えておく必要があると勧告している。

スープの作り方についても、野菜を細かく切って、穀物や調味料を入れて、熱湯を魔法瓶に注いで1.5〜2時間待つだけで作れると説明されている。

その他同庁は、政府の「冬季支援」ャンペーンの一環として、「ジーヤ教育」プラットフォームとユニセフと共同で、ドラマシリーズ「非常事態時の行動方法」に2つの動画を追加したと報告した。

1つは、「安全な家」というタイトルで、寒さに備えた住居の準備、暖房器具、一酸化炭素からの保護についての内容。もう1つは、「停電」と題して、電気がない状態での安全な給電と照明、調理、保温について説明するものとなっている。

国家非常事態庁の専門家たちは、家族向けのゲームや身近な状況を通じて、安全な行動ルールを説明している。