ゼレンシキー宇大統領、中東諸国との外交について「ウクライナは望まれるパートナーとなっている」
ウクライナのゼレンシキー大統領は6日、同国は、中東諸国との関係深化に取り組んでいるとし、パートナー諸国と新たな安全保障合意に向けた作業を進めていると伝えた。
ゼレンシキー大統領が同日夜の動画メッセージで発言した。
ゼレンシキー氏は、「現在、私たちのチームは最近の訪問の合意事項を仕上げている。ナフトガス社のトップは、一昨日イスタンブルで話し合ったことの全てを実現するため、トルコ側と作業している。トルコとの共同作業は、私たちにとってエネルギー安全保障及び物流安全保障の保証の1つだ。新たな共同の歩みを実施するための良好な基盤がある」と発言した。
また同氏は、先日のエルドアン・トルコ大統領との会談は過去数年で特に肯定的なものの1つであったと強調し、謝意を表明した。
同氏はさらに、「私たちのチームの外交部門は、シリア関係でも相互作用の強化のために活動している。私たちは既に本格的な関係を再開したし、常駐の外交使節及び恒常的な相互連携も再開させなければならない」と述べた。
同氏はその際、ウメロウ宇国家安全保障国防会議(NSDC)書記が現在、関連の国々との共同の安全保障措置の実現や防衛・経済面での関係拡大のために同地域での活動を続けていると伝えた。
同氏は続けて、「既にサウジアラビア、アラブ首長国連邦、カタール、ヨルダンとの合意がある。オマーンとバーレーンも関心を示している。ウクライナは史上初めて、中東・湾岸地域において単に存在を示すだけでなく、望まれる強力なパートナーとなっている」と強調した。
同氏はそして、ウクライナはイランによる近隣諸国への攻撃が始まった際、最も早く地域の諸国を支持した国の1つであったと喚起し、「私たちはそれを実際に行った。また、アサド政権が崩壊した際、シリアを支持した。全てが尊厳ある形となるよう、現在はイランの人々の利益も考慮されるべきだ」と訴えた。
同氏はそして、「私たちは自らのために尊厳ある平和を希求しており、正にそれを外交的に推進している。私たちの目的は完全に明確であり、欧州に安定と平和が必要であり、中東や湾岸地域においても、他のグローバルに重要な地域と同様に安定と平和が必要だ。それは、市場の不安定化、破壊されたエネルギー、妨げられた航行、核の脅威、あるいは食料危機といった問題に世界が直面しないようにするためだ」と表明した。
また同氏は、全ての人が安全を享受するに値するとしつつ、「ウクライナを確実に強化する、私たちの新たな安全保障合意もさらに生じるだろう」と発言した。
同氏は加えて、「現在、とても様々な国が安全保障上のパートナーとしてウクライナとの協力を望んでいる。しかし、私たちは自分の主権と独立を支持し、私たちの人々を尊重する全ての人々との共同作業に開かれている。ウクライナがそのような存在となり、そのように尊重されるようになったことにつき、感謝している」とまとめた。
写真:大統領府