中込正志日本大使、イェルマーク・ウクライナ大統領府長官に高市政権下での支援継続伝える

日本の中込正志駐ウクライナ日本国大使は29日、ウクライナのイェルマーク大統領府長官と会談し、高市新政権下でも日本はウクライナ支援を継続していくと伝えた。

在ウクライナ日本国大使館がXアカウントで伝えた

日本大使館は、「昨日、中込大使はイェルマーク大統領府長官と会談した。両者は、日宇二国間関係の現状と今後の発展につき広範な意見交換を行った。大使は、日本は高市早苗新首相下でも日本はウクライナ支援を続けていくことを認めた」と報告した。

イェルマーク大統領府長官もまた、Xアカウントで同会談につき報告した。イェルマーク氏は、「大使に、前線沿いの現状とロシアによる民間・重要インフラへの継続する攻撃につき報告した」と書き込んだ。

また、イェルマーク氏は、最近日本の市川恵一新国家安全保障局長と「素晴らしい対話を行った」と言及した。

同氏は加えて、高市首相の就任と、ロンドンで開かれた「有志連合」首脳会合への高市首相のオンライン出席を称えた。

同氏はさらに、日本の揺らぎない支援につき謝意を伝えた他、「私たちは、政府・首脳レベルでの私たちのパートナーシップを強めるために恒常的に連絡をとっていくことで合意した」と書き込んだ。

これに先立ち、24日、イェルマーク大統領府長官は、テレグラム・チャンネルにて、日本の市川恵一国家安全保障局長と電話会談を行ったことを報告していた

イェルマーク氏は、高市首相の就任につき歓迎した他、ウクライナの現状につき報告したと書き込んだ。

また同氏は日本のウクライナ支援につき謝意を伝えたという。

同氏はその他、「ウクライナと日本は、海が私たちを隔てているが、深淵な価値を共有している」と書き込んだ。