ゼレンシキー宇大統領、ロシア国籍を保有する人物からウクライナ国籍を剥奪 オデーサ市長等=関係者

ウクライナのゼレンシキー大統領は14日、ヘンナジー・トルハノウ・オデーサ市長、オレフ・ツァリョウ元最高会議議員、バレエダンサーのセルヒー・ポルニンなど、ロシア国籍の保有が判明している人物複数名のウクライナ国籍を剥奪した。

関係者がウクルインフォルムに伝えた。

これに先立ち、ゼレンシキー大統領は同日、テレグラム・チャンネルにて、ウクライナ保安庁(SBU)のマリュク長官との会合の結論として、「複数の人物のロシア国籍の存在が確認された。彼らに関する関連の決定が準備されている」「大統領令に署名した」と報告していた

その際ゼレンシキー氏は、どの人物に関することかについては、具体名を明かしていなかった。

関係者は、ウクルインフォルムに対して、国籍剥奪の対象となったのは、トルハノウ氏、ツァリョウ氏、ポルニン氏だと伝えた。