ロシア、ウクライナとの交渉の「一時停止」に言及

ロシアのペスコフ大統領報道官は12日、ロシアとウクライナの間の交渉の「一時停止」に言及した。

テレグラム・チャンネル「アストラ」がペスコフ氏の発言を伝えた

記者から、両国間の交渉プロセスは袋小路に入ったのがと質問されると、ペスコフ氏は、その件に関しては、「言うまでもなく、ピンクのメガネをかけてはいけない」と述べ、交渉プロセスが「電撃的な結果」をもたらすことは期待できないと返答した。

また同氏は、「ロシア側は和平対話、解決手段の平和的模索によって進む準備を維持している」と発言しつつ、ロシアとウクライナの和平交渉をあたかも「欧州人が邪魔している」と主張した。

同氏はさらに、交渉グループの作業について言及した際に、コミュニケーションのチャンネルは確立されているとしつつ、「私たちの交渉者はそのチャンネルで対話は可能だ。しかし、今のところ、おそらく、一時停止について話すことができるだろう」と発言した。

これに先立ち、7月23日、ウクライナとロシアの代表団による会談が行われていた。

その際、ウクライナ代表団を率いたウメロウ氏は、会談後、ウクライナは効果的な外交のために必要な基盤となる、完全かつ無条件の停戦を主張し続けていると発言していた。