ウクライナ議会、近日中に内閣改造を審議へ=関係者

ウクライナ最高会議(国会)は、近日中に内閣総辞職と新内閣任命の審議を行うことが見込まれている。

最高会議議員内の関係者がウクルインフォルムに伝えた。

議員の1人は、「近々議会は人事問題を審議する。暫定で、水曜日、7月16日には閣僚の総辞職の投票を見込んでいる。任命は、もしかしたら17日には投票があるかもしれない」と発言した。

別の人物は、現時点では、誰が解任されるか、誰が代わりに任命されるかについての最終的なリストはないとし、「噂はしばらく流れており、それは様々な内容だが、しかし今のところ最終的には判明していない」と述べた。

同時に、関係者たちは、複数の職が統合される可能性もあると述べている。

ある議員は、「概して、会派の会合が開かれて、潜在的閣僚の候補者が正式に紹介されねばならない。今は待っているところだ。私たちの情報では、ある者(編集注:大臣)は留任し、ある者は昇格し、ある者は去るらしい。今週は濃厚な週になるだろう」と発言した。

これに先立ち、ゼレンシキー大統領は14日、スヴィリデンコ第一副首相権経済相と面会し、同氏に首相職を提案していた

ウクライナ憲法上、首相の任命は最高会議が行う。