ウクライナ、G7に対露制裁強化を呼びかけ
ウクライナのマルチェンコ財務相は21日、ロシア経済がエネルギー輸出から収益を得られないようにするために、G7に対してロシアの石油価格の上限を下げるよう呼びかけた。
マルチェンコ宇財務相がカナダのバンフで開かれているG7財務相会議の際に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
マルチェンコ氏は、「当然、私たちは、ロシアの石油の価格上限を導入することを正しい決定だと思っており、今、ロシアの経済を弱らせるために、現在の上限を下げる方向で見直す良い機会がある。ロシアはその金は戦争のニーズに用いている」と発言した。
また同氏は、G7の同僚たちに対して、ロシアに対する他の制裁も拡大するよう働きかけていくとし、「それは、和平交渉の際にロシアを合意に同意させるためだ」と発言した。
なお、21日、カナダのバンフでG7財務相会議が開かれていた。