日本政府、今年ウクライナで12のプロジェクトに資金供与

日本政府は、2019年、「草の根」プロジェクトの一環で、ウクライナ国内の12のプロジェクトを支援する。支援総額は、約80万ドルである。

22日、倉井高志駐ウクライナ日本国大使とプロジェクトを実施する慈善団体・市民団体の代表が契約書への署名を行った。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

倉井大使は、「草の根・人間の安全保障無償資金協力プログラムの一環で、12のプロジェクトの署名式を行えることを大変嬉しく思います。この12のプロジェクトのうち、8つは医療分野のもの、3つは社会保護分野、1つは教育分野のものです。支援総額は、約80万米ドルとなります」と発言した。

同大使は、日本政府はこれまで、ウクライナ国内で139のプロジェクトを実現してきたとし、今年のプロジェクトは大規模でこそないが、市民の視点からは極めて重要なものだと強調した。

また、大使は、日本は今後もウクライナを様々な分野にサポートしていくとし、社会にとって重要なプロジェクトの迅速かつ効果的な実現を期待すると発言した。