ウクライナ南部ヘルソン州行政府、韓国企業と協力覚書に署名

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ウクライナ南部ヘルソン州の州軍行政府は、韓国企業「K-water」と協力覚書に署名したと発表した。同協力の一環で、50基のモジュール式浄水器が設置されるという。

ヘルソン州軍行政府がフェイスブック・アカウントで伝えた

発表には、「ヘルソン州軍行政府は、韓国企業『K-water』との間で協力覚書に署名した。同協力の一環で、50基のモジュール式浄水器が設置される」と書かれている。

さらに、ロシアの砲撃により破壊された堤防、水供給・排水システムの復旧へ同社を関与させる可能性も検討されており、また再生可能エネルギー分野のプロジェクトも計画されていると書かれている。

州軍行政府は、G20首脳会議の際に、尹韓国大統領がウクライナへの3兆ウォン支援計画を発表したことを喚起し、これらの資金の一部が飲用水確保に用いられると指摘した。

さらに、行政府は、韓国の専門家がロシア軍に破壊されたカホウカダムの再建計画を策定していると伝えた。他方、「現在ある情報では不十分である。また、治安状況があらゆる必要なデータを集めることを不可能としている」とも書かれている。

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Опубліковано Херсонська обласна державна адміністрація Понеділок, 2 жовтня 2023 р.

サモイレンコ・ヘルソン州軍行政府副長官は、韓国政府と水資源関連の韓国企業に対して、ヘルソン州復興支援につき謝意を伝え、同州の完全解放後を含む、今後のさらなる協力につき期待を伝えた。