ウクライナ複数地域で緊急停電導入 送電状況悪化
ウクライナの電力会社「ウクルエネルホ」は、12月8日同国複数地域で緊急停電が導入されていると報告した。緊急停電は、計画停電と異なり、送電再開のタイミングが事前に告知されない。
ウクルエネルホがフェイスブック・アカウントで伝えた。
同社は、「ウクライナの複数地域で、緊急停電が導入されている。制限が強まっている理由は、これまでの大規模なミサイル・無人機の攻撃の被害だ」と書き込んだ。
その際同社は、緊急停電が導入されている地域では、停電計画は現在無効となっていると説明した。同社はまた、現在電力業者ができるだけ早い電力の安定供給に向けて作業しているところだと伝えた。
緊急停電は、エネルギーシステムの状況が安定したら解除されるという。
同時に同社は、どの地域に緊急停電が導入されているかは公表していない。