ゼレンシキー宇大統領、さらに2隻の民間船が臨時「穀物回廊」を通過したと報告

ウクライナのゼレンシキー大統領は2日、ウクライナが提案しており、ロシアとの間で合意のない、海上の民間船航行海路「穀物回廊」をさらに2隻の船舶が通行したと報告した。

ゼレンシキー大統領がソーシャルメディア「X」アカウントで報告した

ゼレンシキー氏は、「さらに2席の船舶が私たちの臨時『穀物回廊』を通過した。ウクライナは、黒海の真に自由な航行を回復させている。自由は決断力を要する」と書き込んだ。

同氏はまた、港湾職員や、回廊を安全に機能させている人々皆に対して謝意を伝えた。

同時に同氏は、同盟国に対して、ウクライナの努力を支え、さらなる防空システムの供与を呼びかけた。

そして同氏は、「私たちは一緒に黒海内外の自由な航行を守ることができる」と書き込んだ。

これに先立ち、8月10日、ウクライナは、黒海に面したウクライナの海洋港へのアクセスを可能にする商業船のための新しい臨時海路を発表していた。その際ウクライナは、あらゆるルートには、ロシアからの軍事的脅威と機雷の危険が残るとも伝えていた。

8月16日には、最初の民間船がオデーサ港から同ルートを利用してボスポラス海峡へと向かっている。

写真:大統領府