日本のＪＩＣＡがウクライナでの活動を再開する＝シュミハリ宇首相

ウクライナのシュミハリ首相は２６日、全面侵攻開始以降、ウクライナ国内での活動を停止していた日本の国際協力機構（ＪＩＣＡ）がウクライナでの活動を再開すると報告した。

シュミハリ首相が、テレグラム・チャンネルで、松田駐ウクライナ日本大使との会談報告の際に伝えた。

シュミハリ首相は、ＪＩＣＡの活動再開は、ウクライナ日本外交関係樹立３１周年を迎えるにあたって良いニュースだと発言した。

またシュミハリ氏は、松田大使と対ウクライナ支援について協議したとし、優先課題は、エネルギー、住居の復興、地雷除去、ウクライナの中小企業サポートだったと伝えた。さらに同氏は、「ザポリッジャ原発の状況についても提起した。私は、日本のパートナーたちに、ロシアの原子力分野に対する制裁制限を促進するよう要請した」と発言した。

同氏はさらに、Ｇ７議長国である日本のリーダーシップに謝意を伝えた。