キーウ州の80%が引き続き停電

キーウ州のクレーバ州軍行政府長官は、20日現在で同州の80%が停電のままであり、特にブチャ地区、ヴィシュホロド地区、オブヒウ地区と一部のファスチウ地区が困難な状況だと伝えた。

クレーバ氏がテレグラム・チャンネルで報告した

クレーバ氏は、「電力供給状況は引き続き危機的だ。最近の無人機とミサイルの攻撃のあと、電力供給の復旧作業が続いている。私は、敵の攻撃1回1回で、困難の程度が深まり、修理作業時間が長くなっていることを強調する。電力インフラの大規模損傷により、ウクルエネルホ社は、緊急停電を適用している。州の80%で電気がない。最も困難な状況は、ブチャ地区、ヴィシュホロド地区、オブヒウ地区と一部のファスチウ地区だ。それは30以上の自治体である」と書き込んだ。

同氏は、優先されているのは重要インフラである病院や暖房・水供給施設への送電だと伝えた。

そして同氏は、州の電力事業者(ウクルエネルホ、DTEK)は、電力供給をできるだけ早く再開させ、緊急停電から計画停電へ移行できるようにあらゆる努力を行っていると伝えた。

これに先立ち、19日未明、ロシア軍が、自爆型無人機にてウクライナを大規模に攻撃していた。