ウクライナ国会、2023年度予算案を第一読解で採択

ウクライナ最高会議(国会)は7日、2023年度国家予算を第一読解で採択した。今後、関連委員会での議論と修正を加えた後、第二読解での投票にかけられることになる。

ジェレズニャク最高会議野党「声党」議員がテレグラム・チャンネルにて報告した

同案に賛成したのは251名(過半数は226)。

ジェレズニャク氏は、議員たちは、戒厳令下の「統一テレビ番組」の予算を14億フリヴニャ追加する修正案は否決したと伝えた。

公開されている同予算法案の説明文には、歳入は1兆2800億フリヴニャ、歳出は2兆5700億フリヴニャが想定されている。財政赤字は、GDPの20%水準が想定されている。安全保障・国防分野の支出には1兆1411億フリヴニャ(GDPの17.8%)が割り当てられることが想定されている。