ウクライナ南部ピウデンニー港からエチオピアへ向けた貨物船出港

写真

ウクライナからの農作物出荷を可能とする4者合意の一環で、16日、ウクライナ南部オデーサ州のピウデンニー港から、2万3000トンの小麦を載せた貨物船「ブレイヴ・コマンダー」がエチオピアに向けて出港した。

ウクライナのインフラ省がフェイスブック・アカウントにて伝えた

発表には、「アフリカのための穀物を積んだ船『ブレイヴ・コマンダー』が、ピウデンニー港を出帆した。貨物船は、ジブチ港へ向けて出発し、同港到着後に、食糧はエチオピアの消費者に届けられる」と書かれている。

また、同船は、国連世界食糧計画(WFP)にチャーターされたものであり、2万3000トンの小麦が積まれているという。

その他、発表には、インフラ省と国連は、アフリカの社会の脆弱な層への食糧供給量を増やす可能性の作業をしていると書かれている。

また、8月に始まった穀物輸送イニシアティブの一環で、すでに17隻の貨物船がウクライナの海洋港を出港、出荷ウクライナ農作物の総量は47万5000トン以上となると報告されている。