最高会議、「銀行法案」を第一読会で採択 IMFの支援条件

最高会議(国会)は、30日の臨時会議にて、銀行活動規定メカニズム補完に関する改正法案(通称「銀行法案」)を第一読会で採択した。

最高会議議員267名が賛成した(過半数は226)。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

同法案は、民間の銀行を国営化あるいは解体したこれまでの中央銀行の決定を無効化することと国家予算から補償金を元銀行所有者に戻すことを不可能とする内容。

同法案採択は、国際通貨基金(IMF)によるウクライナへの次期トランシュ供与の条件の一つとなっていたもの。もう一つの条件となっているのは、農地市場法案採択。