ウクライナとロシア、石油輸送契約を10年間延長

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ウクライナの石油輸送企業「ウクルトランスナフタ」とロシアの「トランスネフチ」社は、石油輸送契約を2020年1月1日から2030年1月1日までの10年間延長する契約を締結した。

3日、ウクルトランスナフタ社が発表した

発表には、「2019年12月3日、ウクルトランスナフタ社とトランスネフチ社は、2020年1月1日から2030年1月1日までの10年間、ウクライナ領における石油輸送サービス提供に関する契約の効力を延長する追加契約を締結した。サービス料支払い手続き、両石油輸送企業の技術サービス上の連携メカニズムをはじめ、両企業間の基本的原則には、変化はない」と書かれている。

今回の追加契約は、ウクルトランスナフタ社のミコラ・ハウリレンコ総裁と、トランスネフチ社のセルゲイ・アンドロノフ副総裁がクロアチアのザグレブでの国際会議「21世紀のエネルギー」の際に署名したとのこと。

なお、同署名は、ナフトガス・ウクライナ社株主の本年11月27日付決定に従って行われたものであると書かれている。

写真:ウクルトランスナフタ社(フェイスブック)